2013.12.05
中・大規模なサイト改修時の留意点
夜中だけどお腹空き過ぎて眠れないのでキャベツをむさぼり食いながらブログを書くことにしたWebデザイナーの石井です、こんばんは。
記事については非常に真面目な気持ちで書いておりますのでご安心ください。
さて、大変ありがたいことにサイトリニューアルや部分改修のご依頼をいただくことが少なくない私ですが、そんな時、時々壁になる言葉があります。
「仕様」です。
仕様書があれば問題はないのですが、多くの場合でありませんし、制作した方と連絡をとれないこともよくあります。お客様としても担当者の方がすでに変わっているので……ということであまり情報をいただけないことがほとんどです。
いずれにしろ、基本的にまずはサイトを隅々までチェックすることから始めます。せっかく自分が改修するのなら、可能な限り以前より良くしたい、使いやすくしたいからです。
しかしそこに落とし穴があることがあるんです。
サイト構造やマークアップ、スクリプトについて疑問点の残るサイトについて、はっきり言ってしまえばもっとシンプルかつ合理的なやり方があることを発見し、そう改修するとします。すると、実はあとになって「当時やむを得ぬ事情によってそうなった」という経緯が明らかになったりするのです。
そうするとやり直しです。ただし、決して愚痴を言いたいから書いているわけではありません。
「なんでそうなったのか理由がわかならい不可解な構造」がある場合には担当者、制作者の双方が細心の注意を払う必要があるということを言いたいのです。なぜならそれによって予定していたリニューアルの内容や工数が大幅に変わってしまうことすらあるからです。
仕様書があればこんなことには……と頭を抱える前に、情報は可能な限り整理して取っておいた方がよさそうです。