2013.12.17
デザインにおける冷静と情熱の間。
部屋が冷える時は、あっつくなったiMacの背中をたまに触っているWebデザイナーの石井です、こんにちは。夏は最悪ですが、冬には優しい機能です。
さて、大層なタイトルをつけてしまったことをのっけからやや後悔しています。
この間、同業の友人ともたまたま話したことなのですが、「デザイン」に大事なものってなんだろうね?そもそも「デザイン」ってなんだろうね?という話。
いろんな考え方があると思うのですが、Web「デザイナー」を名のっている以上、自分なりにその辺の哲学は必要かな、と思い考えてみることにしました。とはいえ、そんなにダラダラ長くなってもあれなので、端的に表現してみたいと思います。
デザイン全般というか、とりあえずWebデザインについて必要だと思う要素は概ね下記。
「自分がかっこいい(かわいい)と思うものがわかっていること」
「自分がかっこいい(かわいい)と思うものを創り出せること」
「世の中で何がかっこいい(かわいい)と言われているか、客観的にわかっていること」
「世の中でかっこいい(かわいい)と言われているものについて、それがどうしてなのか自分なりにわかっていること」
「クライアントがどのようなものをかっこいい(かわいい)と思うかについて、自分なりにわかっていること」
「クライアントがかっこいい(かわいい)と思うものが本来の期待される目的を果たせるか、客観的に判断できること」
で、最終的には、
「クライアントや世の中がかっこいい(かわいい)と思って、かつそのものが本来の期待される目的を果たしそうで、その上で可能な限り自分もかっこいい(かわいい)と思うものを創り出すこと」
ではないかな、と。
じゃあ、どうしたらそういうことができるかと言えば、それは感性と技術と知識がいい具合にブレンドされている必要があると思います。極端だとデザイナーには向かないんじゃないかなと(仮に極端に高い技術を持っているのなら技術者になる方が話が早い。それでもデザイナーを名のりたければ他の二つをある程度強化する必要がある)。
確かな技術と磨かれた感性。
ロジックとセンス。
冷静と情熱。
だからデザインは、
「燃え盛る炎を消さずに凍らせようとしたり、氷をその形のまま燃やそうとしたりする作業」
……うーむ、余計わからなくなった(笑)