2014.02.28
『師匠』ってなんだろ?
私にはもう10年以上もお世話になっている大学の教授、恩師がいます。
その教授から先日久々に連絡をいただいた時にふと思ったのが、『師匠』ってなんだろな?ってこと。何かの職人のように特別に技術を引き継いだわけでもないのですが、単純に先生というより、『師匠』感があります(強いて言えば学問に対する姿勢と権力に対する反骨精神だろうか笑)。
多分、『師匠』感って「師匠が理想としているもの」を共有していることじゃないだろうか?伝統工芸の職人は技術だけではなくて精神性も受け継ぎますよね?代によって師匠と呼ばれる人の「技術」には微妙に差はあるかもしれませんが、その一門に受け継がれる精神はぶれない(それが一番大事なことだと思う)。
大事なのは「ism」というわけです。
しかしそのイズムを本当に理解し、かつ人に伝えるためには、技術面での高いマスタリ―が不可欠。私がいつか師と呼ばれる存在になれるかはわかりませんが、それに相応しいある種の「熟達」は常に求めていきたい、とそんな風に思う今日この頃です。
ただ私の場合、問題のあるタイプの異端の弟子ですけど(笑)
2014年2月の最近あった良いこと――
今季スノーボードに行ける可能性が見えてきた。