2015.06.05
太陽重力ターン
雨の季節にそぐわない話ではあるが、稀に太陽の人に出会うことがある。
エネルギッシュで、人を惹きつける魅力にあふれ、才能が輝いている。まるで太陽のように熱と光、そして大きな重力をあわせ持っているので、私はそんな風に心の中で位置づけている。みんなが友人になりたがり、また憧れるような人物だ。
太陽の人が私の前に現れる時、嬉しい出会いである半面、どこか冷静に気を引き締めている自分に気がつく。
太陽同様、距離感を誤ればあっという間に重力にひっぱられて熱で焦げてしまう。眩しすぎて目が開けられず、本質が見えなくなる。それは良いことではない。
大切なのは、魅力的な人物に気に入られることではなく、その人物が魅力的な理由(またはそう見えている理由)を理解することだ。それが人と人の出会いに具体的な意味と実質的なエネルギーをもらたすと私は考えている。
太陽の人から学べば、自分の人生は大きく力強く加速していくことになる。
太陽をただ見上げるだけか、それとも重力ターンを試みて遥か彼方を目指すか。
答えは出ている。
2015年6月の最近あった良いこと――
偶然に人生の教科書になるようないい本に出会った。
書いている人:アジナリスタ石井
東京都杉並区を拠点に活動しているフリーランスのWebデザイナー
特に知的・インテリ系のウェブデザインが得意。情報サイトの設計・制作が好き。